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mercredi 29 septembre 2010

しんせつなともだち

今、「フランスの子ども絵本史」(大阪大学出版会)という本を読んでいます。フランスにおける子ども向けの本のはじまりから現代の絵本黄金期まで、様々な時代の数多くの資料の収められた素晴らしい本です。その中で、‘Les bons amis’(Paul François/Gerda Muller)という絵本が紹介されていました。

寒い雪の夜にうさぎが見つけたにんじんを友達のところに持っていってあげるけれども、それがめぐりめぐって自分の所にまた戻って来てしまうというお話です。

私が小さい頃読んだものはにんじんの代わりにカブになっていましたが、たぶん同じ話だと思います。懐かしいなあ。

2 commentaires:

Anonyme a dit…

やさしいお話ですね。教訓みたいに強制され、そうじゃなきゃダメみたいに決めつけられるのはちょっとという感じですが。うれしい気持ちで終わるお話は、ベットで読んであげるにはぴったりですね。夕日

snow a dit…

世界各地で共通する内容の昔話って結構ありますよね。人々のやさしい気持ちというのもどこでもおんなじということじゃあないかと。